住宅ローンの審査日数は?期間はどれくらいかかる?

住宅ローン審査に即日回答はない!

基本知識

憧れのマイホーム探し!コレだ!!と思う物件を見つけたら、他人に先を越される前になるべく早く購入したいと思いますよね。

何しろ、車や家電とは違ってマイホームは「一点もの」なのですから!

また、もっと深刻な問題として、すでに申し込んだ住宅ローンをあてにしてマンション購入や住宅建設の話が進んでいるのに、審査に落ちてしまった!すぐに次の住宅ローンを見つけて審査に通さなければいけない。といったケースも耳にしたことがあります。

住宅ローンを組むということは、審査に合格しなければいけません。

肝心のお金が無ければ、いくら気に入っているマイホームが見つかっても、他の誰かさんの「ユアホーム」になってしまうのですから!

ローン審査に申し込むと可決か否決か回答が知らされてくるのですが、それまでの間は不安に感じる人も多いと思います。

住宅ローンの場合、カードローンとは金額が違うので「即日審査回答、即日融資」なんてことはありません。

しかし、住宅ローンの理解を深めれば少しは不安感も解消されると思いますので、是非、この記事を参考にしてください。

住宅ローンの契約まで

購入する物件を決めて住宅ローンを申し込むと、最初に「事前審査(仮審査)」が行われます。

住宅ローンを融資する金融機関や銀行が独自の基準で行う審査で、結果が出るまでに早くて2〜3日、遅ければ1週間〜3週間かかる場合もあります。

ネット銀行の場合は最近は仮審査の即日回答をしてくれるところも出てきました。スピード審査をしてくれるというのはかなりありがたいメリットなのは間違いありません。

この審査を通過すると工事請負契約や売買契約となり、その後「本審査」が行われます。

本審査は、住宅ローンの保証業務を担当する保証会社によって実施され、結果が出るまでには1週間から10日程度かかります。

本審査を通過すれば正式に住宅ローンの契約となり、融資が実行されてマイホームの売買が成立するのです。

ただ注意が必要なのが、仮審査には問題なく通っても、本審査で落ちてしまうことがあるということ。

仮審査に通ったからといって安心するのは少し気が早いかもしれません。あくまでも短時間で調べた範囲であなたの信用情報に問題がないと判断されたということだからです。

事前審査(仮審査)の目的

金融機関によっては、事前審査と仮審査が別々に行われることもあるようですが、私が住宅ローンを組んだ時は、事前審査=仮審査でした。

この審査の目的は、正式な売買契約を結ぶ前に「本当に貸し出せるかどうか」を確認する目的で行われます。

どういうことかと言いますと、マイホームを決めて売買契約を行った後で住宅ローン審査が否決されたら、家を買う人がマイホームを探し当てるまでにかかった時間と労力が無駄になるばかりでなく、ハウスメーカーや不動産仲介業者側も無駄な労力となってしまうからです。

ですから、事前に融資可能かどうかを審査することは非常に重要なのです。

このように、事前審査は売り手と買い手の両方にとって不安を解消するためには不可欠な工程と言えます。

ただあくまでも、短時間で判断できる信用情報からの審査なので、本格的な基準に照らした場合、本審査では落ちてしまうという悲劇が起こる場合もあります。安心するのは本当の結果が出てからです。

審査に時間がかかる人とかからない人の違いは?

審査に時間がかからない人とは、簡単に言うと「余裕で審査に通れる人」です。

誰が見ても、「この人ならば返済に不安がないだろう」と判断できれば、審査は簡単に済みますから審査に日数もかかりません。

年収2000万円で頭金も余裕を持って準備できる人ならば、事前審査に通るのは間違いありません。

逆に審査の日数がかかる人は、「この人に貸しても本当に大丈夫か?」というように合否ラインでギリギリの人ということです。

ここの部分で審査が甘い銀行、厳しい銀行と口コミでいわれるようになる差が付くのではないでしょうか。

ひとつでも基準を満たさない場合には問答無用で落とされる銀行はやはり厳しいという印象になりますし。何とか融資できないかと考えてくれる金融機関は甘いという印象をもたれやすいはず。

ただしAIなどの技術が発達してきている現在、ローン審査において情実が介入する余地はまったくないと考えておいたほうが無難ではあります。

事前審査でチェックされる内容とは

事前審査でチェックされる項目を観てみましょう。

国土交通省が毎年公表している「平成26年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によりますと、銀行や信用金庫、生命保険会社や農協などが融資を行う際に重要視する項目が見えてきます。

完済時年齢…住宅ローンの返済が終了する年齢です。殆んどの金融機関が80歳未満であることを条件としていますので、80歳を超えるような申し込みは否決されるでしょうし、80歳に近くなるほど審査が難航し日数がかかると思われます。

借入事年齢…完済時年齢に影響してくるので、ここも重要です。35年で住宅ローンを組む場合、80歳未満で完済することを考えれば、45歳が限界年齢ということになります。

返済負担率…年収と返済の割合です。健全な返済は年収の25%程度までといわれています。30%に近くなり超えてしまう場合には返済不能、ローン計画が破綻する割合が一気に増えるというシミュレーションも出ています。

勤続年数…今の会社に何年務めているかということです。通常では最低でも3年以上の職歴、自営業の方の場合には業歴がほしいところです。

年収

税込の年収が300万円以上と設定している金融機関が多いですが、350万円以上はあったほうが良いと思います。

多くの銀行が年収については、安定して継続した収入があること、等と何万円以上といったことは明示していません。

一部明示している場合でも300万円〜450万円以上としているところが多いようです。

本審査とは

事前審査は金融機関が行いますが、本審査は保証会社が実施します。

保証会社は、住宅ローンの利用希望者が返済不能に陥った時に弁済しなければならないので事前審査よりも厳しいことが多く、事前審査は可決したのに本審査で否決されるケースも多々あります。

本審査では、以下の項目がチェックされるようです。

担保評価…住宅ローンが払えなくなった時に購入対象となる物件を差し押さえる条件で住宅ローンを融資しますから、融資額に見合う価値があるかどうかを鑑定します。

健康状態…フラット35以外の住宅ローンは「団体信用生命保険」の加入を義務付けていることが多いので、健康状態も重要なチェック項目です。団信生命保険に加入できることという項目は、持病をお持ちの方や、健康に不安がある方にとって大きな問題になることもあります。

個人信用情報…クレジットカードやカードローンの利用状況や税金の納付などで、遅延や滞納がないかなど、きちんと返済する責任能力の有無をチェックします。

このほかに、事前審査の情報が正確か、事前審査後に新たに借金をしていたり転職や退職をしていないかを照合されます。

通常本審査は保証会社によって行われます。

保証会社は借り手が返済不能となった場合に、代わりに銀行にローンの残りを保証する必要があるため、非常にシビアに審査を行います。

ですから上記以外にもかなり細かく基準が決められていることは間違いありません。

本審査をスムーズにするコツとは?

住宅ローンの審査日数を短くしたいのならば、マイナス要素を排除しておくことです。

私の記事では何度も申し上げている事なのですが、マイカーローンのような大きな金額のローンを完済しておくことです。

又、カードローンの利用も心象が悪くなるので完済しておきましょう。

クレジットカードはキャッシング枠が借り入れ額として計算されてしまうので、不要なカードは全て解約しておくことです。 手元に残すクレジットカードはキャッシング枠を最少(0円がベスト)に設定しておきましょう。

ほとんどの場合過去3年間の収入について提出することが求められます。ですから、住宅ローンの借入れを考えた場合数年前から計画的に行動することが大事になってきます。

余計なローンは借らない、ライフプランをしっかりと立てる、現実的な返済計画を練る。こういったことの積み重ねで住宅ローン審査に通る確率はグッと高くなります。

事前にできるだけしっかりとしたプランを立ててから住宅ローンの申し込みをすることをおすすめします。

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