住宅ローン保証会社の本審査に通るには?

保証
住宅ローン審査、最後の難関!

住宅ローンを金融機関に申し込むと、まずは、その金融機関内で事前審査が行われます。いわゆる仮審査と呼ばれるものです。

事前(仮)審査はあなたが申し込んだ銀行があなたの信用情報や属性をもとにしてスコアリングし、その銀行内の審査基準に照らし合わせて短時間で可否を判断します。

フラット35の場合の仮審査も銀行が用意した基準に照らし合わせて判断することになっています。

これはあくまでもざっとみたところあなたは住宅ローンを借りられそうなのかそうでもないのかという返済能力を判断する程度の審査だと考えておいてください。

審査期間も短く、数日から長くても1週間程度で結果が出るはず。じぶん銀行などは仮審査最短即日回答とスピード審査が売りになっているほどです。

そして、この仮審査に通過したら「本審査」に進むことになります。仮とは言っても一度は審査に通ったのだから本審査も大丈夫だろう。そう思ってしまう方も多いのですが、実はそこに落とし穴があるのです。

実はこの本審査は銀行ではなく、保証会社が行ないます。

保証会社は銀行に対して、住宅ローン申し込み者の保証をする会社。申し込み者が万一、ローン返済中に支払いができなくなった場合、代わりに銀行にローンの残高を支払います。

以前は、担保や連帯保証人を立てて住宅ローンを申し込むという流れでしたが、今では借り手が保証料を払い、保証会社がその役目を果たします。

保証会社は、あなたが返済不能になった場合にあなたの代わりに残りのローンを銀行に払い、残りのローンは保証会社があなたに請求するのです。

このように保証会社は借り手が返済不能になってしまった場合に大きなリスクを抱えるため、申し込み者の信用情報などを念入りに審査します。このため本審査は基準が厳しいといわれることになるのです。

仮審査に通過しても、この本審査でNGとなるケースは多く、一説には10人に1人は落ちてしまうとも言われています。

たとて住宅ローン審査に通りやすい銀行があったとしても銀行とは関係のない保証会社が行うのですからこれは厳しい審査になります。

 

本審査では何が審査される?

住宅ローンの本審査はあなたの職業や雇用の形態・勤続年数・雇用先の規模・収入・所有資産・家族構成などの属性・他のローンの借り入れや返済状況などの信用情報・担保物件・健康状態などほとんどすべてが調べられるといっても過言ではありません。

それらが公的な証明書によって確認され、正式な申し込みとなるため住宅メーカーや工務店との契約書なども必要になります。

本審査にかかる期間は短くても1週間〜1ヶ月と考えているよりも長くかかるのが普通です。

あなたが購入する物件の価値、地価ははいくらくらいあるのか。収入が安定しているか。過去にローンの延滞や金融事故を起こしていないかといったことが審査されます。

また、見落としがちですが、フラット35以外のほとんどすべての住宅ローンが団体信用生命保険に加入することを必須としているため、健康状態に問題が無いのかもしっかりとチェックされます。

借り入れ金額が3000万円以上など高くなる場合には所定の医療機関での健康診断が必要になる場合もあるのです。

他のすべての条件を満たしているのに、健康上の問題で住宅ローン審査に通らないということもあります。

住宅ローンを借りようと考えた場合、行き当たりばったりではなくこれらすべての基準をきちんと満たすことができるように計画的に対策を進めていかなければいけません。

 

本審査に通ったら発生する保証料に注意!

本審査に通れば、念願のマイホームが目の前に近づいてきます。具体的な契約に進みましょう。

以前は住宅ローンを借り入れる場合、保証会社には、借り入れ額と返済期間で決まる保証料を自分で支払わなくてはなりませんでした。

例えば3000万円を固定金利1.33%で35年で返済する場合、三菱東京UFJ銀行の住宅ローンシミュレーションで計算すると保証会社の保証料は618,300円となりました。また保証会社事務手数料が32,400円と諸費用が跳ね上がってしまうことがわかります。

高額な費用が掛かる保証会社を立てずに、以前のように連帯保証人や担保を設定したいと希望する方も多いのですが、ほとんどの金融機関では、保証会社の保証を取ることを絶対条件としています。

保証料の支払いはローンの借り入れ時に一括で行なうか、ローンの支払いとまとめて払ってゆく方法があります。

現在おすすめのじぶん銀行や住信SBIネット銀行、新生銀行などの住宅ローンはこの保証料を銀行側が負担するということで保証料無料が基本になっています。またフラット35も保証料は0円です。

住宅ローンを借りる際のコストを抑えることができる保証料がかからない銀行を選ぶのが現在の流れとなっていることは覚えておきましょう。

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